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お盆(おぼん)

夢占い相性占い前世占いのラピスの輝き」が、”お盆”の意味やいわれについて、お送りさせて頂きます。
 
旧暦と新暦の関係で、年ごとに正確な日が異なりますが、7月中旬〜8月中旬まではお盆の時期になります。
お盆は、正確に「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれ、仏教発祥の地、インドの言葉であるサンスクリット語の「ullambana(ウランバーナ)」が漢訳され、漢字になって日本に伝わって来ました。そして、その盂蘭盆会は、お釈迦様(仏様)の弟子に目連尊者(もくれんそんじゃ)という方がおり、その方がお母様を供養した際の事に由来します。
 
目連尊者が、亡くなった母がどのように過ごしているのか天眼という方法を使って確認したところ、餓鬼道という地獄とあまりかわらずに飢えと渇きの止む事のない、とても苦しむ場所にいました。
 
そこは、食べ物を手にとっても口に入れる前に燃えて炭になってしまい、決して満たされる事のない世界であり、それを哀れに思った目連尊者がお供え物として水や食べ物を差し出しても、ことごとく口に入る前に燃えてしまいお母様の口には入りませんでした。
 
困り果て、号泣した目連尊者がお釈迦様に相談すると、「梅雨明けの日に、徳の高い100人のお坊さんにお布施をすれば、その施しの一部が口に入るでしょう」という方法(施餓鬼の法)を教えて下さいました。その通りに実行したところ、施しが餓鬼道にいる人たちにも伝わり、お母様にも口に入りました。
その供養によって、目連尊者の母は天に昇って行く事が出来たと伝えられています。
 
ちなみに、今回のお話にて「餓鬼道」という言葉が出てきました。この餓鬼というのは、体調1メートル弱で、お腹が出ていて、足と手は細く、爪が長くて、顔はしわくちゃ、髪の毛は腰位まである姿をしています。(餓鬼で検索して頂くと、そのイラストなどをご覧頂けるかと思います。)
また、よく子供の事を「ガキ」と呼ぶのは、餓鬼道におちてむさぼるように物を食べる様子が、子供が物を食べる様子に似ている事から、そのように呼ばれる部分がございます。
 
さて、このお盆の時期には、ご先祖様の霊が私達子孫のもとを訪れる期間になるのですが、霊の動きもいつもより活発になります。そして、お客様の声においても何度か話が出ているのですが、霊障を受けやすい時期となります。
 
先日も、ご相談者の女性の方が、いつもはこんな事ないのにお酒を飲んだ帰り足を捻挫して、救急車で運ばれてしまいました・・・、という事をお伝え頂きました。このように、実際の生活において、足元をすくわれて、ケガをされるような状況が非常に多くございます。
 
また8月15日前後、お盆が終わってご先祖様の霊が帰る時、その寂しさから一緒につれて帰るという少し怖い面もあります。お盆休みを利用されて、海や川、山などに出かけられた結果、水難の事故に遭われて帰らぬ人となるという話は、本当にたくさん聞きます。
また、ハイキングなどに出かけられて足元を滑らせて・・・等の事もございます。
 
お盆において、皆様が田舎やご実家に帰省されるように、ご先祖様の霊もあの世からこの世へとやってきますが、いつもの生活と違った事はなるべく避け、お盆の時期が過ぎるまで充分にお気を付け頂ければと思います。
 
 
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